2010年11月02日

■あまおち総統エッセイ第6話 同人リプレイ解禁を(下)

 簡単に言おうか。
 誰製のリプレイであったとしても、面白ければルールにも興味持つやん。
 また、コミケとかJGCとかで同人リプレイ買ったからと言って、じゃあ企業が出しているリプレイはいらねぇやなんて思うやつがいるとは思えないし、同人のリプレイが楽しかったと思えば公式のリプレイ買うって思う方が自然だと思うし、逆もアリだろうし、どっちにしてもだな、相乗効果によってよりそのゲームが盛り上がる、ひいてはTRPG界全体が盛り上がることはあっても、衰退に繋がるようなことはない筈だ。
 またさらに、自分も同人誌を出したいという動機でルールを買う者も出てくるかもしれない。
 これらの事を考えれば、同人リプレイの解禁は、絶対にTRPG業界にとってはプラスになると確信する。
 
 TRPG系の同人誌は、それを発表する場が少ない。
 やはり一番注目されるのは夏冬のコミックマーケットだが、ここでもTRPGというのはコミケ全体から見れば傍系も傍系でしかなく、TRPGを主目的にコミケに来るなんて人は相当珍しい部類になるだろう。
 また同人系イベントではゲームマーケットというものがあって、そこにAHCもいつも出ているのだが、こっちはどっちかと言えばボードゲームの方がメインで、リプレイはあまり注目されない。
 だからここでもしJGCがリプレイ解禁されれば、当然参加者は全てTRPGプレイヤーなのだから、その注目度は高いだろう。
 もっとも同人リプレイが注目されるイベントになる事は請け合いだ。
 せっかくのTRPG一大イベントなのだから、もし同人の作り手も買い手も、そしてプロ側もメリットがあるのであれば、ここを活用しない手はないと思うのである。
 
 TRPG業界におけるリプレイとは、それは広告であると思う。
 もちろんリプレイこそが最も売れるコンテンツであり、利益を上げる媒体であるのは確かだが、それよりも宣伝効果の方が高いだろうし、そもそもリプレイだけではゲームは出来ないので、TRPGというゲームの構造を考えればルールブックが主でリプレイは従であるというのが実際のところだろう。
 であれば、ルールを売るためのリプレイとして、その宣伝効果は大であり、決してそれは公式リプレイだけに限ったものだけではないのではないハズだ。
 それをユーザーの立場からも支えて推進していくというのは、むしろ産業構造としては素晴らしいことではないだろうか。
 
 一プレイヤーとしてTRPG業界がもっと発展することを望んでいるわけだが、そのひとつのキッカケとして「同人リプレイ」というものがあってもいいんじゃないかと思う。
 むしろそれが、TRPG業界の裾野を、まさに下から広げることに繋がるのではないだろうか。
 プロ業界においては、ぜひ一考してもらいたい。
posted by AHC at 18:23| Comment(2) | TrackBack(0) | あまおち総統エッセイ
この記事へのコメント
二次作品というのは、既存のルールを用いたリプレイという意味でしょうか?
それともアニメやゲームのキャラなどを用いたリプレイという意味でしょうか?
もし後者だとしたら、JGCでの販売許可が難しいのは仕方ないことだと思います。
Posted by at 2010年11月11日 20:08
書き込みどうも。

(上)の方で

>漫画やアニメの二次創作の場合は、その作品のイメージを損なうとかなんとかあるのだろうが、これがことTRPGのルールブックとなると、基本的に世界観を壊すもクソもないだろう。

と書いているように、アニメ等のキャラを使ったものは、ここでは考えていない。
あくまでTRPGのルールを制作している会社に、リプレイの二次(果たしてリプレイを二次と呼ぶのにふさわしいかどうかというのもあるが)を認めてくれっていう話なんだから、ここにさらに多ジャンルの他社が絡むような話は、当然のように想定していない。
そのルールを使ったオリジナルキャラのみの話だ。

さらに言えば、例えばSWのイリーナ達のようなキャラを使った二次創作も含まれない。
リプレイでも漫画でもその他でもな。
こっちも「イメージ」という意味合いと問題が出てくるからな。
Posted by あまおち総統 at 2010年11月16日 21:02
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